つきののお気に入りの歌一覧
みやこうまし
沈丁花ひっそり咲きて見過ごせば香り追い来て引き戻されぬ
24
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ふきのとう
初蝉の声うるわしき早朝に清風なびきわれも生きたり
12
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光源氏
お別れの涙に光る白百合よせめてあの世を飾っておくれ
12
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薫智
詩詠い自分の心さらけ出すどこかの誰か繋がってくれ
40
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翡翠
鈍色のうすぎぬ揺るる今朝のそら忘れ野菊もはかなげに濡る
8
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庭鳥
散るときを待ちながら咲くしらじらと風にあおられ夫を待つ萩
14
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光源氏
かなしびて草の隱れに身をおけば歌を忘れぬ鈴蟲ぞ鳴く
30
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紫苑
うたに詠むかげと己の生きざまに乖離あらざるや世のうたびとよ
43
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紫苑
携帯の声くぐもりて真夜中の雨はふたつの町をむすべり
31
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恣翁
臘月の 比叡颪に 凍てつきし 枯れ枝の鶸や 喉痛むらむ
16
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カミツレ
惚れたら負け、そんな言葉を聞いてからもろくせつない過去にほほえむ
5
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カミツレ
ここくればもしや私もおしゃれかなもろびとこぞりてスターバックス
12
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薫智
永遠に続く一歩をいつだって目指してるんだ届かなくても
6
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芳立
人々のうめきに花は咲きもせじ日毎に国をなぶる寒風
10
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恣翁
仏壇の 小さき香炉 ひっそりと 煙も立てず 冬めかしけり
45
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浅草大将
あしひきのやまと心を尋ぬればはぐれ千鳥の磯のなきがら
15
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詩月恵
眠れない夜の真ん中ふたりきり言葉はいらないただそばにいて
10
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詠み人知らず
すず風の立てば水面にさざ波の泣ゐてゐるよなわが顏映る
15
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あんて
黒板と教師の背広の埃見て 欠伸した子を誘い出す空
8
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詠み人知らず
「秋の野に帰りたかった」とつぶやいた林檎のうさぎテーブルの上
16
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