つきののお気に入りの歌一覧
芳立
皮も名もわれは残さじゆく水にしるべなくとも澪は絶えねば
7
もっと見る
武蔵野
君は行く とまどいながら 闇の中 今までの君 まちがいじゃない
10
もっと見る
千映2
長かった冬に別れを告げるためそうだ今夜は最後の豚汁
9
もっと見る
うすべに
花の下 早蕨摘めばひととせの過ぎゆく早さ土の香りに
9
もっと見る
び わ
手話の道行きつ戻りつままならずじっと目を閉じ風音探す
4
もっと見る
大野 冨士子
かくれんぼ鬼ごっこやら缶蹴りは 高貴な遊び 君らには無理
26
もっと見る
只野ハル
ほろ酔いのオンライン吞み会終わり空き缶の向こうの壁を見ている
12
もっと見る
び わ
四百年お役目終わり散っていく枝垂桜に人影はなし
8
もっと見る
KEN
燃えうつし 思い焼くかは くれないに 杉の木隠れ 椿は落ちて
10
もっと見る
里香
ぼんやりと重い瞼で窓開けて 朝日やさしく目覚めみちびく
9
もっと見る
月虹
捕まえた と思えば遠く逃げてゆく初夏の虫にも恋の魂
70
もっと見る
秋日好
ゆるゆると押し戻されて日常は心置き去り冬も置き去り
10
もっと見る
林林
梅の枝に蕾のあかちゃんぽつぽつとそれぞれの冬を耐え抜いて、今
18
もっと見る
うすべに
ひとときの夢からさめた寒桜 散り果ててなお紅をふかめる
8
もっと見る
横井 信
うす紅の花をつついてヒヨドリの自由に翔ける広い青空
14
もっと見る
千草
生き急ぎ何も残せず傷だけを我が身に刺して閉じし人生
11
もっと見る
KEN
朝夕に 六道救ふ 六地藏 風が肩揉む 春白晝かな
11
もっと見る
名鈴
花に遊び 疲れし小鳥 暗がれば 住み良き塒で 羽打ち交はす
17
もっと見る
桃山
散り敷いて和柄広げる花の跡をただ珍しくただ美しと見る
11
もっと見る
武蔵野
山桜 宣長さんも 愛し合い 大和心と 風をあつめて
13
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
>>