翡翠のお気に入りの歌一覧
舞
寂しくてつぶやく名さえ思い出の雪より淡き君のくちづけ
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舞
身も縮む吹く北風に星ひとつ寂しくあるか月に寄り添う
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まるえふ
結果ならもっと待たなきゃ判らないも少しやろかゆっくりいこか
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まるえふ
ゆくりなく昔の街を歩いてる感慨ないよと深呼吸する
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浅草大将
幾筋のなみだの糸をつむぐとも玉なす汗はとどまりもせず
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浅草大将
名ばかりは不破の関戸の破れ跡に尚うち止まぬたま霰かな
12
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七色コイン
褪せた夢、砕けた今日にグッドバイ。あんたはまださ、やり直せるさ。
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七色コイン
もう誰も付いてこれない地平でさシャワーのように歌うブルース
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falcon
ゆくりなく落ち葉捲きあぐつむじ風あえなく止みてもとの陽だまり
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リンダ
目の奥の痛みにも似た感覚で話す合間にもれる溜め息
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聴雨
ひさかたの光やはらぐ小春日の雪見障子にうつる残り葉
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恣翁
冬の陽は 空気に漉され やはらかく 干せる蒲団に 当たりて居りぬ
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七色コイン
運命はいつだってそう残酷だ。地獄だけれどきっと花咲く。
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舞
電灯の点きつ消えつつ寂れゆく商店街に冬の風吹く
11
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舞
定年で去りゆく人の朗らかに酔いて語れる我は如何にや
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浅草大将
浪かぜの絶え間も何かおだしかる時雨はしぶく夕なぎの海
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浅草大将
雲間より小雪かがよふ影さして月のかつらのはつ花のそら
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聴雨
無機質な壁の寒さを知らされる終の暦をめくるゆびさき
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恣翁
旧懐の酒酣に 耳熱く 白髪忘れて 若者のごと
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まるえふ
今別に何がどうって事無いが斜め十五度傾いてきた
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