みなまのお気に入りの歌一覧
只野ハル
一次的接触でしか伝わらないから握手、ハグ、キス、それから
12
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浅草大将
われ舟の我もこぎとのかひあればのりの大うみ何迷ふらむ
8
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聴雨
ゆりの園五色の波のそのもとに咲くつゆ草のあをき呟き
17
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聴雨
うす鈍の雲しきわたるゆふ空をゆく白鷺のはねの白さよ
10
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紫苑
おほなゐの地に数多とふイコンをし想うて聞きぬニコライの鐘
11
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只野ハル
束の間の田植えの後の古生代カブトエビ這う泥を巻き上げ
8
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只野ハル
またひとつ田植えの済んだ田に混じり埋め立てられた一枚のあり
18
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千葉 甫
このところ私の住んでいる星の周りの星の見えぬ夜続く
2
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千葉 甫
夕あかり郵便受けから覗きこむ差し込まれたるチラシと共に
6
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詠み人知らず
冷い風 ちりめん山椒つまみつつ 角瓶などが 似合う二十時
21
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恣翁
降り注ぐ月の水泡を掃くごとく 夜風や 蒼き闇連れ来たる
30
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桜田 武
手術後の経過良きにつきビール欲す個室のアウトロー独酌で
7
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聴雨
橘のしづ枝にまろき雨蛙葉いろとなりてしばしやすらふ
19
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恣翁
古臭き時代の埃 冠りたる歌への拍手 ありがたきかな
27
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詠み人知らず
君からのメールがめっちゃ嬉しいと 返せないから わたしなのです
16
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詠み人知らず
青空が哀しいという人たちの 気持ちのわかる 喋らない日
18
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詠み人知らず
山科の柔らかな人の毎日が 忙しくそして 恋多くあれ
14
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浅草大将
よろづ葉の茂るもとゐを尋ぬればひとの心根たね一つなり
16
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只野ハル
親が同じ物食べられなくなり自分の食事は手を抜くばかり
13
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恣翁
中世の僧院の庭に降るやうに 六月の雨は暗く静かだ
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