みなまのお気に入りの歌一覧
中森 つん
知らぬ間に塗り固められ真実の私のことを誰も見えない
5
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中森 つん
ぺたぺたとはりついている誤解ではないと言えない嘘のレッテル
3
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中森 つん
育めば潤うものと信じつつ手帳へ挟む写真のひとつ
8
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恣翁
蒼苔に 鳥の足跡あるばかり 訪ふ人なき庭 雨の匂ひす
24
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詠み人知らず
それなりに元気らしいということを ツイットで知り それも安心
15
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詠伝
会話という会話の記憶がない祖父を想うに足りる形見の鞄
24
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中森 つん
白銀のたなびく獅子の夢に出て猫の知らせとなりませぬよう
3
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中森 つん
遠縁となられた母の衰えし声色低く言う「ありがとう」
6
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中森 つん
あの日から他人になった人々の穏やかであれ安らかであれ
9
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中森 つん
まだ君は覚えているか父であり家族であった彼のひとの声
10
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中森 つん
さよならも言わずに去った我の背を追いかけもせず見つめる瞳
8
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詠伝
誠実を明かしたいので惜しまずに一まい舌をプレゼントする
16
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詠伝
この恋こそ正なのであり解という友の多分に危険な思想
17
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詠み人知らず
傍らを瞬く夏の恋人よ次の約束できない人よ
6
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中森 つん
真っ青な空です 雨はやんわりと頬を伝って土へと還る
11
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恣翁
座して待つ月読み低く 黒雲の腕に懸かる黄の髑髏
15
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芳立
つらいとき唱へてごらん「金曜のデモに行つたら生まれ変はれる」
5
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中森 つん
かなしみを吐き出すように歌を詠み泣かないようにまた歌を詠む
14
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紫苑
ほつほつと雨はとぎれておこたりのあちらとこちら我が宵やみの
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松本直哉
えだまめをえだよりはづす子と吾と宵の厨にことばすくなき
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