みつばのお気に入りの歌一覧
恣翁
暮れ方の 海の匂ひは 冷たくて 仄かに青み 肌に纏はる
22
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河のほとり
遥々と空をゆく声の清けさよ鳥やかなしき人も聞くらむ
18
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まるえふ
ここに来て月の歌読み窓開ける綺麗な月だ繋がってんだ
12
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あき
美味しさをわかっていても包丁を持つのがいやで腐らせた桃
15
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うらん
つよがって、尖っていても金平糖 君のメールでじんわり溶けて
7
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白亜
星ひとつ あいだにはさみて歌詠みを 吾らの夜は永くもあるかな
14
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たんぽぽすずめ。
今日の日を残すためにも言の葉の舟で旅立つもう一人の我
23
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まるたまる
てのひらを開いてみたら空だった確かに砂を掴んでたのに
16
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向日葵
花占いするならひまわり 花びらが多いし 駄目なら種って手もある
41
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まるえふ
気は利かん何をやっても鈍くさいそういう君は芯から優しい
8
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あき
解らずに胸がつかえる日の入りにきゅいと鹿鳴く簡単そうに
12
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シュンイチ
負けるとは認めることだ くやしさはきみを認めるときの痛みだ
8
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徳毛圭太
ペンギンは飛べない鳥で人間は何ができない猿なんだろう
26
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虫武一俊
二千年前に誰かが生まれた日 きょうも豆腐に十字を刻む
13
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白亜
内緒だよ、学校帰りのれんげ摘み ぼくらの時間は静かに過ぎた
9
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たんぽぽすずめ。
サイダーがピュアになれよと騒ぐからまた飲み干せり暑き夜かな
14
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あき
アサガオの視てる世界がいま見えたお天気雨のむこうの青空
9
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七色コイン
まだ何か足りぬ気がして振り向いてガラス瓶からビー玉を取る
31
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卯月
透明なひかり降る降る昼下がり向日葵はまだ眠っています
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