西村 由佳里のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
いつもより優しい風が吹く街は私を少し幸せにする
21
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詠み人知らず
降りしきる雨に背中を打たれても虹を探して歩き続ける
19
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詠み人知らず
猛暑日のほぐれて久し風吹けば青き朝顔ほのぼの揺れる
22
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あっきーは
お花屋の手伝い楽し たくさんの花に囲まれ 笑顔も咲くよ
12
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林林
笑顔では送り出せずにおがら燃えすじ雲紅くあかく染まって
17
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美津村
夕刊を配る戸口に日の差して通り過ぎたる夕立匂ふ
21
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林林
うちわにて部屋をあおげば外からの風を招いてしばし涼しく
17
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本能寺
綿菓子を買ってほしいと腕を取る浴衣のきみは夏の支配者
40
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芳立
夏深し稲のみどりの濃さ増して雲のひかりに立ちくらみする
18
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ミミンガ
早朝の ラジオ体操 子と出かけ 空見上げれば 美しい青
13
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林林
道具箱 絵の具 ピアニカ 体操着 学期末の子 荷物に運ばれ
27
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もなca
七夕や夢のかけらを散りばめた銀河にひとつ星は流れる
20
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潮月繁樹
右曲がり左曲がりのデコボコの我を思わす獅子唐芥子
22
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潮月繁樹
山椒の葉に寄り添いて時を待ち羽鮮やかに揚羽となりぬ
26
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有丘紫橙
梅雨曇りあえて明かりをつけもせず歌集と句集を読みふける居間
9
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矢車菊
灯を消そう 星を見るため いやむしろ見えないものを信じるために
74
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矢車菊
はつなつの星座を指してぼくたちは若き孤独に惹かれあったね
13
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矢車菊
いつだってこころが気づくよりさきに季節はすでに始まっていて
14
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詠み人知らず
刻まれたねぎが浮かんだつゆにつけわさびをつけるそうめんは美味
13
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由縁
横顔の唇きゅっとあがるのを 胸キュンで見た春の泡恋
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