そらの珊瑚のお気に入りの歌一覧
とまと
大抵の子供は猫をふんじゃって大人になるんだ、今を唄おう
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詠み人知らず
薄だいだい透き通るよなその月は赤ちゃんせんべいみたいに見えた
7
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悠々
片戀の少年老ゐて花梨抱くこの硬き實を我が骨壺に
19
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魚住 蓮奈
「繊細に、でも大胆に抱いてみて地雷原駆るバイクみたいに」
2
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むぎたうろす
温度差があるから言葉はあふれ出す冷たいだとか温かいだとか
13
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魚住 蓮奈
「春風が参りますので白線の内側で抱きあってください」
16
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むぎたうろす
この街にぼんやり山があることをペダルのおもさかるさに気づく
14
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篠原七
無垢だったきみがおぼえた「あきらめ」がガラスの靴を砕いて割った
20
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詠み人知らず
君のその上向いた時の喉仏見たくてやたら飛行機を指す
17
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悠々
このいのち母に運ばれ哈爾濱の港へ一歩 祖國へ一歩
15
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あき
近頃の若い奴らときたら、って笑顔の裏で思われている
15
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あそびくも
公園の誰かが漕いだブランコも凪ぐ頃だろう日の入りの刻
18
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はな
全身を開いた夜に君だけの刹那の海になれるよころび
75
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悠々
背伸びして雲と呼び合う若竹のわれにもあらめその直ぐごころ
41
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詠み人知らず
この春に君とサヨナラしたあとの私は自由それとも孤独
5
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三沢左右
人ひとり焼き尽くしけん夏の日の遠き思ひよいざ我を焼け
13
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悠々
凍蝶のいつまでつづく死のをどりわれも唄はむいのちのかぎり
23
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七色コイン
お手玉をしてて失う結婚の指輪を探せ愚かな母よ
6
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悠々
斉斉哈爾(ちちはるの真っ赤な月をあとにして列車はゆらりと哈爾浜ハルビンめざす
12
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あき
味気ない そんな毎日変えたくて塩と胡椒を手にとってみる
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