陽だまりのお気に入りの歌一覧
舞
いつからかともに歩みし年よりも残れる日々を思う時あり
16
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元円
もし僕が最後の蝉になったならそれでも一人鳴くのだろうか
5
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透子
この声が伝えるものも本当は願うほどにはたぶん足りない
3
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つくしめ
あの日より父の背中がちいさくて 私はだんだん幼子になる
7
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元円
まだ何が足りないのかがわからない人に混ざって生きて行くには
4
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七色コイン
転んでは起きた記憶が蘇るあの頃オレは強かったんだ
16
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舞
帰宅路の灯り優しく家々の夕餉の香りそれぞれの幸
13
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緋色
「この土を被せた後は泣いていい」父の言葉が土、重くする
26
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こはぎ
遠くから見守るように微笑んだ君の余裕はたまに淋しい
25
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薫智
かけられた期待はとても重いものここを越えなきゃ前に行けない
12
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恣翁
日の暮れを 待つかのやうに ひっそりと さびしい胡麻の 花咲きにけり
31
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七色コイン
きみは何故苦しんでるの?僕にだけ、そっと教えて、ずっと聞くから。
20
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あそびくも
冷やさうめん居並びすする暮らしこそ押し並みなれどなほ愛しみけれ
19
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文月郁葉
書きかけで残されている五線譜の最後に涙の休符を記す
7
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聴雨
部屋の隅ため息一つまた一つ風いろ変わる夏の果てかな
14
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聴雨
白花のとをにひとつはあを浮かべ水に涼しきけさの朝顔
16
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聴雨
朧月すずりに浮かべ書にむかふ白をうめゆくほのかな静寂
30
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舞
仏壇に微笑みて待つ父の影老いゆく母と一夜語らん
11
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トーヤ
あふれ出る涙がずっと止まらない優しき心つぶやかれてく
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螢子
やさしさが心に響く五十音あいから始まる日本のことば
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