詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
闇よりも 苦き珈琲入れ 褪せ初むる 秋月見上ぐ 夜のほどろかも
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横井 信
晩秋の刈田をふわり飛んで行く秋の蝶へと贈る歌声
13
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さいおん
取美川 流水脈乃 瀬乎早 微水沫乎 堰知者
7
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葛城
幾疋も巨大な龍が舞ひ上がり慘憺たるもの人の棲み處は
16
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音弥
芸術を隠れ蓑にし殺人か事実の中の真実はひとつ
6
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へし切
君にこそ 恋ひしきふしは覚えつれ したふ柞に影をかさねつ
13
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名鈴
朝月夜 真赭の薄も さ寝ぬらし しげくも露を 置きて伏したり
13
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さいおん
吾恋波 目前茂愛 斑鳩乃 杜乃入野乃 奥茂愛茂
7
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茂作
久々の遠く住む子と食事會 幼い頃の仕草殘れり
15
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朝比奈
朝焼けを半睡の目に掬い入れ一日の始めの湯浴みへ向かう
16
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ひげじぃ
古里の家は土石に流されし 荒れ地に萩の花は咲くらむ
8
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里香
ぬくもりの 誘い捨てて 眺むれば 身を切る風に 燃ゆる朝焼け
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横井 信
晴れわたる空を見たくて目薬で気分を変える朝のひととき
10
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雨夜
觀念は朝にも降りし魔術かもノヴァーリスとふ薔薇ゑみたり
5
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横井 信
新しく踏み出す路は見えなくて鬼は笑って来年を待つ
10
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名鈴
赤ら引く 肌になりけり 一度も 日に当てざりし 白きこの身の
11
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音弥
しらたまの歯に沁みとおる秋の夜の酒賑やかに友と呑むべし
14
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橘
木枯らしに凍えて枝を離れしか桜落葉の山と積もれる
13
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名鈴
人の心 浮き立たするは 数あれど うち寛がする 家こそ良けれ
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ななかまど
飛び行くは硝子の空の向こうかと思いし鶸の旅が終わりぬ
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