つくしめのお気に入りの歌一覧
卯月
名も持たぬつまらぬ身ゆゑ山吹の菅笠ならぬみのひとつなし
4
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卯月
泣きわめき疲れてもまだ八つ当たり好きだったけれどみんな嫌いだ
6
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あそびくも
かげりゆく御簾は夕闇ひざ枕まどろみ誘ふ指のささやき
5
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紀湖
エアコンを止めた途端に息苦し 節電なんか糞食らえだわ
1
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卯月
何回もつづった手紙破り捨て素直に書けない緑のインク
9
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卯月
慰みに爪を立てれば柔肌の透ける血汐と乱れゆく髪
5
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卯月
「悩んだ末ツインテールをやめました、すみません」ってミクが謝る
4
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卯月
涙雨冷たい夜は優しさにすがりたいから三毛猫を抱く
4
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卯月
投げやりの徒然に日をやり過ごしすり減っていく未来の悲鳴
3
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恣翁
声に出し 調子取るべき 乱吟を 心地違へて 操觚適はず
13
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舞
夢の中淡く儚き君見つつ肌を隠すは清げな浴衣
5
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わらこ
空気など読めない色のジャージ着てカルピスソーダを飲み干している
3
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あそびくも
あひ焦がれ待つひととせを退き臥して鵲の橋晴れて渡る日
5
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ゆうくん
織り姫の 涙が薫る 青空に 虹の綺麗な 季節訪れ
2
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詠み人知らず
息をつく暇などなくて切っ先の触れる瞬間逆に息のむ
2
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わらこ
忘るるはエーテル麻酔のごときなり目覚めむころには忘れてしがな
2
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月澄
深更の 闇の彼方の 田楽の 途切れぬ調べ 生に惑わず
3
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みやこうまし
うつせみの世はうきものと知りながら言葉に頼る夢の架け橋
10
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透子
夢路より戻りし君が訥々と我を聞き手に語る泡沫
2
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透子
別れても君の煙草の残香が我を見守る家路の静けさ
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