葵の助のお気に入りの歌一覧
松本直哉
下校する子らのはなうたきこえきて週末なるをことほぐごとく
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松本直哉
後ろ手にブラはづす腕たわみつつ肩胛骨のかすかな隆起
4
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みん
ツッコミが欲しくてわざと月食の映っていない写真を送る
6
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只野ハル
片道の異星に向かう船に乗るクルーのようだ夢醒めてなお
5
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只野ハル
意味のない日々の続くに意味あるか意味なき事をまた問うてみる
6
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みやこうまし
我が妻のオムツ換えして五年過ぐ 一心同体とは観念ならず
13
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都詩
「ラブ」で終わるメールが孫から来る事を母は話せり会う人ごとに
20
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詠み人知らず
音もなく未明に出勤した人の 置いた茶碗がぽつり悲しい
22
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みなま
生活とリンク派ですと師は言えりやわらかい箇所をこそ詠まねばと
10
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松本直哉
遠足のおやつを買ひにゆくといふかろやかな子のはしりさりにき
4
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薫智
軽いよね言われて本音こぼしたら重すぎるって正解はどこ?
6
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紫苑
懸命に眠りをねむるおさな子のまろき額に汗ひかりをり
20
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こまり
後悔と一人向き合う こんなもの カーペットの染みみたいなもんだよ
5
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こまり
清潔な少女の裸足に「さよなら」を告げて真っ赤なペディキュアひとひら
7
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蜜柑
この枷をはずしてみても囚われたままの心を奪うと言って
3
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たゆむ
月の夜に遊戲ばかりを思ひつき 翌朝起きて我に返る子
3
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北の民
エクセルの新たな機能聞きながら息子の姿確かめている
2
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すばる
毎晩の絵本の朗読卒業し一人寝の子に寂しくもあり
20
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都詩
身じろぎも出来ず息つめ十五分ようやく出で来しMRIより
10
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ハル
丸善も青春も僕も芸術も爆発しない消えない消せない
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