まるえふのお気に入りの歌一覧
紫草
春浅き夜空に滲む朧月目的不明の迷い子ひとり
14
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千草
醉いどれて酒場の窓を見上げればただそこにある春宵の月
8
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河のほとり
人ばかりつれなきものを古里の春を忘れぬうぐひすぞ鳴く
9
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ふきのとう
吹きすさぶ北風寒き三月に春はいつぞと庭木ふるえる
14
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紫苑
蒼天に向き合うてをり白梅の誇りかに咲くきさらぎの朝
14
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紫苑
爪くれに指を染めればをさなごの少女さびたる仕草かなしき
7
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凜
久方の雪もとけては春や来む南の風のあたたかさ知る
3
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浅草大将
身をたてと心ばかりのあつさゆみやよ禿目よと見るうす頭
5
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河のほとり
よすがなる花を儚みうぐひすの涙や落つる宵の春雨
10
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咲良 美愛
いつだって 携帯ばかり 気にしてるあたしあなたに 依存してるね
3
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あき
2回目のあの人からの着信もわざと無視して眠る火曜日
16
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紫苑
「後悔はしない」と歌ふ小雀のひとよ渡りし羽のぼろぼろ
12
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紫苑
雪あられうなりも猛き川風にあらがはずして葦の折れざり
6
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もなca
春の陽に隠す小さな寂しさを知ってしずかに揺れる菜の花
22
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紫草
おもねらぬことをしっかと決めた日の心軽きよ春風うけて
18
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桜園
杉花粉今年は飛散の多からむ桃は咲きねど匂いも嗅げぬ
21
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浅草大将
春日永遠里小野路夕雲雀音色一時値千金
8
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ふきのとう
きさらぎに別れを告げてしらじらと東の空は澄みわたる朝
20
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紫苑
逃げ水に誘はるるがに思ひ出づ背をおくりし夏の日の恋
6
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紫苑
乞はるるはコメント力より若さよと四十過ぎたる芸人のいふ
3
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