まるえふのお気に入りの歌一覧
紫苑
あをすぎる空の疼きにさざなみの柔き衝動ふときざしけり
5
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三沢左右
絵のうちの風絵のうちの草ゆらし筆のすさびの秋のゆふぐれ
15
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三沢左右
美しき花重なりてまた小花いづれの色も違ひたりけり
15
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三沢左右
花房の幾重に紅き野の梅のたのめたる人なれやわが君
15
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紫苑
悪といふ名もほこらかにけふもまたいづこに生ふるソドムの林檎
3
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紫苑
名にし負ふ慈愛のごとくうつすらとくれなゐに染む薔薇のくちびる
4
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リンダ
赤福を頬張り涙こらえても五臓六腑にしみるしょっぱさ
5
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大足
愛がまた僕の頭上を飛んでいく綺麗だけれどすこし悲しい
3
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紫草
耕せる土の臭いは芳しく靴下を脱ぎ足裏を当てる
23
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紫苑
柿うるしぬりたる傘をつとひらき雨にきえゆく左褄かな
8
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紫苑
水底ゆ浮かびくるがに静謐な視線を統べる侘介の白
4
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あめ
ゆらゆらとつぼみが風に笑つてるまだ見ぬ花に春の陽そそぐ
20
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もなca
花の香も月のひかりも揺れる夜 今宵あなたとワルツを踊ろう
11
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こぐまじゅんこ
明日発つ娘と一緒にお茶をする今度会うのは夏休みかな
6
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みやこうまし
歌詠むは遊びなれども好きなことやっていられば其れが生甲斐
14
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河のほとり
飛ぶ鳥の鳴けば心の憧るる果てにむなしき空をこそ知れ
12
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みやこうまし
歌を借り赤裸々に吐く我が思い誰が拾うか心の礫
18
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あき
お花見に開花がちゃんと間に合うかそんな心配ばかりしている
13
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ふきのとう
春風に髪なびかせて自転車をこげる楽しさ啓蟄の日に
16
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もなca
すみれ色に空ひからせて夕刻のチャイムは「春の小川」をうたう
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