まるえふのお気に入りの歌一覧
もなca
風吹けば呼び交わすように揺れておりれんぎょうの黄色ゆきやなぎの白
14
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紫草
若き日の夫が背広の肩幅は我らを背負う前の痩身
44
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あまおう
咲かずとも春の夜風に成り果ててきみの隣をかすめていたい
24
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笑能子
暖房を静かに切った夜の静か一つ肩の荷下りて黙々
5
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あめ
車内から送電塔を眺めつつ心浮き立つ旅の行く先
7
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浅草大将
雪の中にこのひと冬をこもり柿いづち消えぬる春にあはずして
17
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只野ハル
条件の介護両立勤務帯3社連続面接に落ち
3
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恣翁
空豆は湯掻きて潰し コロッケにしつれば 独活や和へ物にせむ
29
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紫苑
歌に絵におのが思いを紡ぎゆくあなたの指はほのかに熱い
14
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あまおう
凛と咲く白梅の枝しなやかなきみの後ろ背匂ひ立ちたり
23
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三嶋
君のこと思い出してたわけじゃなく ただの気分よ 黒い珈琲
20
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ふきのとう
さみどりの菜の花摘みてごまあえを作りて食えば春のひろがる
23
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横雲
みをつくし土筆づくしの土筆つむひとうつくしきこころいつくし
3
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紫草
楠の木はひとり遊びに葉を落とし機嫌直して伸びをしており
25
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もなca
見送った後の寂しさ 秘めやかに沈丁花にほふ春のたそがれ
24
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あまおう
日だまりの春の気配にほだされてベンチで少し根を張ってみる
25
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芳立
卒業の歌特集を聴きみれば「春なのに」などもうかからない
6
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もなca
メールではなく真っ白な便箋に手書きの文字で伝えたいこと
29
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紫苑
かにかくにおもひの種のつもりゆく季節に添うて咲く花ばなの
6
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紫苑
自裁する上臈のごと散りゆけるさくらは永遠の証しをしらず
7
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