まるえふのお気に入りの歌一覧
横雲
鮎走る夏の気配の色濃くし清き瀬の風若葉揺らせり
7
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ふきのとう
用水はコンクリートの下となりめだかの学校どこへ行きやる
26
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もなca
ひと日ごと咲きそろう花増す緑春は駆けゆくおかまいなしに
19
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みやこうまし
死にたれば忽ち忘れられるだろうそんなかーるい私で良い
11
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紫草
青空に拳を高く突き上げてわれを鼓舞せし大き葱坊主
21
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みやこうまし
介護から逃れられない悲しさよ旅の日記をよそよそしく見る
27
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もなca
算数をみてあげた子にパソコンのエクセル関数教わる茶の間
24
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もゆや
春風が播磨の灘を渡りゆく青き島々止まり木にして
10
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リンダ
何故詠むか答えも出ぬまま十五年すました顔で歌会に居る
8
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紫草
ただでさへ妄想好きのわたくしがあなた想えば波乱万丈
24
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偽嫁
雪囲いお蚕ぐるみの菰を脱ぎ手足を伸ばせ春の大地に
21
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只野ハル
礼服をクリーニングに出し思う次は慶事の後でありたし
5
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只野ハル
遅い午後葬儀終りて新緑の並木道過ぎ日常に帰す
10
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りえ
家事こなす淡々とした日常にもう春だよと吹き抜ける風
19
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もなca
不器用に生きることしかできなくて泣くと知りつつあらがえぬもの
21
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紫草
胸つまる現つの数をかぞえおり私もようようここまで生きて
18
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みやこうまし
タンポポの風花となりて散りゆけり白き小さなぼんぼりかざし
14
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紫苑
春闌けてゆく日だまりに君子蘭の花茎ふとく咲きつのりけり
23
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裕二
成長したんだろうか夜眺めても天井のシミはもう笑わない
6
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南 骸骨
皺くちゃの唇駆って語りたり「入れ歯はあの世に送っといた」と
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