おおみはじめのお気に入りの歌一覧
庭鳥
短髪になったあなたの前髪はくるんとまわる猫のしっぽね
5
もっと見る
聴雨
月流れ寂しさ募るしづか夜はささめく雨に花こぼれ散る
14
もっと見る
緋色
飲み慣れたラムネの中のビー玉が涙色とは気付かなかった
31
もっと見る
浅草大将
幾夜かもただまつこりに溺れつつ涙ながしてありなれの河
10
もっと見る
Coo
天井に住んでたお化けはもういない幾何学模様にあたしら住めぬ
3
もっと見る
只野ハル
誤ったプログラムを上書きし壊れたロボットに頭を垂れる
6
もっと見る
狭霧
立ち塞ぐ八重の雲井の遥か上に照り渡れるか今宵の月は
13
もっと見る
光源氏
風薫る水無月半ばの宮参り今戸の庭に光るあぢさゐ
13
もっと見る
猿ノ丞狂介
稚児の泣く着物の裾を立ち濡らし散りし木の葉も色かはりゆく
5
もっと見る
紫苑
もの思ふ胸のしこりを掬ひけり泰山木はほの白き掌で
14
もっと見る
恣翁
傾ける 月はいざよひ 露を置く 欄干の上の 空に残れり
21
もっと見る
あそびくも
ひとふたと渡る螢のせを追ふもみつめは醉ひし赤玉の君
14
もっと見る
芳立
やみふせるひと夜ふた夜は明けぬれどまだ晴れやらぬ梅雨のなかぞら
7
もっと見る
白亜
こころの中のざらざらになった部分に君の歌をぬっておきます。
7
もっと見る
半格斎
朽ちてなお岸邊に泊まる木舟にもあおめる柳の風わたるなり
16
もっと見る
恣翁
松風の 風情を醸す 七絃の 琴の古調ぞ 弾く人のなき
22
もっと見る
芳立
梅雨の夜にもりくる声は九つをかぞへてさらに一つあらなむ
5
もっと見る
嶋 唯
風吹けば そひてちりぬる はなぞかしまつとおもひし みにはあらねど
5
もっと見る
ケンイチ
浅みどり打ち寄す波に洗はれて清しき空にこころ染まりし
6
もっと見る
横雲
篝火に瀬波のしるく若鮎の甘き香を追ふ夏ぞ来にける
6
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[36]