わこのお気に入りの歌一覧
笑能子
薄壁に響く鼓動に驚きて眠れぬままの一夜が明ける
4
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銀ねず
百年にふたたびとなき出来事にわれしも生存者のひとりなり
10
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二斎
月影にわが身の丈ぞ眺むれば今宵も游がむ一献の夢
5
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薫智
「さようなら」僕の言葉はとけてゆくまた会う日まで僕は生きるよ
7
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空蝉
空青くエイプリルフールのこんな日は原発直ったとうそ叫びたい
8
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薫智
いつまでも「好き」な気持ちがバラバラにならないように繋ぎ止めてく
6
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花鳥風月
深夜二時声を出さずに泣いているスーツ姿のおじさんを見た
32
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沙枝
この年に なってはじめて 知りました 何も求めぬ 恋があること
59
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東大寺
情熱の 赴くままに 年の差と 理性の壁を 越えてしまえば
3
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トーヤ
目覚めたら消えてしまった歌がある夢の中でもうたのわの中
7
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ベイジー
ため息を空に向かって放つ時 浮かび上がるは七色の虹
12
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卯月
古里は遠くなりけり垂乳根の母を「他人」と決めた冬の日
12
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光源氏
のどかなる水面にうかぶ春の月心靜かに君をしのぶる
17
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紫苑
驟り雨せみさえ黙すそのときに囁きたまえ我が耳もとで
92
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たえなかすず
お互いの今日を知らずに生きていく きれいに磨いて捨てたそのあと
38
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げしゅと
元鞘に戻りたくなど無かったと力いっぱい言ってはみても
3
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げしゅと
いざとなれば切り捨てる気も満々で目先の恋に溺れてるふり
2
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向日葵
この歌を唄う時だけ彼をまだ思い出すこと許して下さい
15
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詠み人知らず
春風に空のゆくへをたづねても戻らぬものの名のみささやく
54
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在原紀之
強がりて恋にあらずと認めぬはその心こそ「恋心」なれ
46
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