みみ松のお気に入りの歌一覧
浅草大将
浦うらに楫とる水夫はおのがじし広くも深き海をゆくかな
13
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falcon
アカシアの白き花散りはつ恋のとおきゐたみを踏みてゆく道
22
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緋色
何年か前とか後に出会えれば良かった と言う一人と一人
16
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浅草大将
見積もりの通り払ふはまれ人の情け薄きぞかみのごとしも
8
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卯月
わたくしを愛さなかった母すらも闇にまたたく光のひとつ
8
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卯月
川の字がHの字へと変わりゆく時計回りの娘の寝相
5
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明応
この旅の帰り待つひとあればこそみやげの重さ有り難きかな
9
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ベイジー
満月を詠うコトバが見当たらず 「ミカン色」だけ 思いつくだけ
13
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舞
憂きことの多きこの世に一夜とてせめて酔いたし夢を語りて
10
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水島寒月
ここにして茜の空を見てあればわれの不実を詫びたき思ひ
3
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聴雨
夜もすがら雲居隠れの月待てど姿ばかりか彩さへもなく
7
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聴雨
寝ねがてに閨の灯りを落としみればわが枕辺に月は灯れり
14
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ケンイチ
海峡の暗闇を越え己己に渡りゆく風 旅ゆくわれも
7
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ケンイチ
褐色の大地は雲の間に紛れ儚き日々の夕暮れを翔く
7
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ねずみ
あきづしま大和の空に銀色が飽きず覗くは祕密ある故
2
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ねずみ
山中は懷ひろく蹈み入ればこの濃い霧も泣き惑ふ道
3
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狭霧
曇りなく照り渡りたる望月の光満ちてし夜ぞ類なき
11
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ねずみ
吾が苦も雲海波だ遙か沖霞も澄むは蒼天の富士
3
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狭霧
青嵐に藤の花房波立ちて溺るる黒き蝶の狂乱
6
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恣翁
透明な 陽射しに風は 麦穂の香 運びて畦を 吹き抜けてゆく
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