染季のお気に入りの歌一覧
れい
春風に背中を押され地球から飛び出すくらいブランコを漕ぐ
8
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三沢左右
香ににほふ桜の君を風によそへうち散らしてん淡き雪花
24
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緋色
朝焼けを白髪に灯す老人が行く 空白と、それらの先へ
22
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*なび*
膝に乗る猫に本気で嫉妬する わたし こんなに甘えられない
29
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薫智
青空に吹いた口笛レクイエム澄みわたってけ祈りをのせて
8
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詠み人知らず
とこしへの春を散りゆくさくら花添ひてゆかなむまぼろしの國
25
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からえ
じぶんからなくしたようなものだけどなくなくさがすわたしをかえせ
16
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京
日の当たらない部屋に住む花もまだ枯れないうちに遊びにおいで
9
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飯田彩乃
「願わくばあなたがほしい」間をあけてそっと付け足す「生死は問わず」
31
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シュンイチ
二番目に好きだった詩を思い出のまんなかに置き祈るしあわせ
9
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きさ
初恋の味は?と聞かれ答えるは 香り松茸 味しめじなり
2
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詠み人知らず
奥山に知られぬ花は散りぬとも錦に染める里の春川
15
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詠み人知らず
山際に暮れゆく空のはねず色たぐひて匂ふ山茱萸の影
10
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みみ松
水仙が一気に咲いた清らかな少女が祈る姿にも似て
26
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横雲
梅が香の留むる袖を嫉みけり春の夕べの色はあやなし
10
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海生ろらび
偽善とは「人為す善」と書かれたり 心のあらば良し悪しは無し
13
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楓
花冷えの雪の下からふきのとう知らず知らずに春の訪れ
13
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福井大夢
立ち止まるための約束だったこと あの夏 風にさらわれた恋
10
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シュンイチ
あたらしい青に全てをさらわれてぼくらはどこまでも空だった
20
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きりあ
鈍色の空より落ちる六弁の花よおまえは何が悲しい
59
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