緋色のお気に入りの歌一覧
在原紀之
未だ来ぬあなたを待ちて居たりせば聖なる夜の静寂に果てぬ
5
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逢
忘れなきゃすすめないって言うけれどすすんでいればいつか忘れる
28
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ひの
深いとこに 残ってくれるのなら 握る緑茶のボトルの ラベルでもいい
3
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ひの
最小の単位で夏がここにある歯をプチトマトに立てる瞬間
54
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はな
いつもより晴れただけの日 あの人の門出だなんて聞いてないもん
10
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さとうはな
秋雨はあがり朝もや立ち込めるグラウンドにも宇宙はあって
11
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さとうはな
目を閉じて澄ます心音 口笛は吹けなくたって大人になれる
19
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恣翁
書き溜めし 賀状の束を 投函す ポストの底に ことりてふ音
17
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たつかわ梨凰
しろがねに輝く雲の深みより生まるる雪のてのひらに逝く
7
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ふきのとう
ビュービューとうなる北風おさまるを心に念ずる一人寝の夜
11
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舞
清き夜にゴミ箱漁る人有るも浮かれゆく街照らす灯も無く
11
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舞
湯豆腐の湯気の向こうの妻笑みて命なりけり年を越えゆく
10
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白亜
踏みこめば戻れぬ甘き香の満ちる園の奥へと誘ふか君は
9
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光源氏
うつろひの御山にひびく鳥のこゑながき思ひに袖をぬらして
8
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七色コイン
ケーキ無くテレビばかりを見ていたよ。バタークリームがただ懐かしい。
3
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七色コイン
線香を消えないように見てんだ。 だけど消えたよ、あんたのように。
4
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七色コイン
母が煮るカボチャが美味しかったから、昨日は無論カボチャ記念日。
8
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光源氏
名も知らぬ草木も雪にうづもれてまだ来ぬ春のぬくもりを思ふ
15
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悠々
知ッテルカイホントノコトナド此ノ世ニハ何モナイカラ面白イノサ
11
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篠原七
抱え込む熱に突き動かされても知りつづけてね浮きつづけてね
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