Cooのお気に入りの歌一覧
ケンイチ
どこまでもゆく覚悟をす雨の夜に窓を流るる銀河鉄道
14
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ケンイチ
真みどりのみな底に棲みたしと云ふ夕さればなほ息を潜めて
8
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詠み人知らず
七月の夕闇やっと降りてきて 地の虚ろ草 雫に包む
6
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詠み人知らず
夕方の列車の音の遠きには まだ会わぬ人 暮らす街かな
4
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ケンイチ
小ぶりなるひまわりの花ふらんすの田舎に静き夏のそれいゆ
6
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光源氏
來た道に何もなけれどいづれまためぐりめぐりて己に出逢ふ
15
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光源氏
今宵また月華の門でしのび逢ひしばしわななく紅の花
9
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光源氏
飴坊の行きはすいすい浮かれ身に笑みのこぼるるお月様かな
9
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ケンイチ
天涯の島な忘れそ放浪のすゑには風となりて還らむ
14
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ケンイチ
波崩る沖にひとつの影もなく天地となるわが生命かも
7
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光源氏
ひそやかに身をひそむれど音もなしただ侘び寂びに心とざせば
13
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光源氏
年を經て朝な夕なの酒びたりしばし無常の歌に沈むる
13
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ねずみ
うたのわの うたの多くが 海底に眠る財寶 探せハンター
5
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ケンイチ
ゆく海の空に群立つ鳥舞ひて惑うことなく我を追い越す
5
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ケンイチ
その海は緑に透きて貫きぬ若きたましひいざ洗はれて
4
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ケンイチ
わたの原 寄り添ふ島に この魂の 騒がしきかな 空を吸ひ込む
6
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ケンイチ
人よりも羊の多きこの島に生きたし白き夜に風となり
6
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ケンイチ
潮ぐもる岬に荒ぶ声聞けば天地もなくこころを通ず
7
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ケンイチ
否けふは未だ極まらず長き日の夕光のなか潮騒を聞く
13
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詠み人知らず
救難の信号のよに詠んだ歌 電子の夜空 塵と消えたり
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