海生ろらびのお気に入りの歌一覧
光源氏
かすみたつ伊吹のすその朝ぼらけいにしへの神われをいざなふ
13
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詠み人知らず
春かすみ世には憂き身をもろともに消えなば消えね風のまにまに
15
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狭霧
何とてもうき世に久しからざるに厭うべきかな尚降る雪を
10
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垂々
この川の流れに耐えてこの川の流れを笑ってここで生きてく
25
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ふきのとう
千葉にゐる友気になりて文書けばさよなら云へず「またね」と結ぶ
16
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芳立
とりがなく東の民のちよろづの瘧もさませかへす北風
13
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ほたる
博物館 朽ちたベンチと恋人と ただそれだけの心象風景
9
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ケンイチ
我ばかり逃れて来れば野放図な月に照らされ物言わぬ街
16
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三沢左右
天照らす日をも飲みつる人々の小さかりけり腑をな焦がしそ
10
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半格斎
まだ降るや寒さのこりて彼岸明け春は名のみの雪の重さよ
18
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浅草大将
これさへも防ぐ手立てのなかりしか津波のあとを襲ふ白浪
18
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恣翁
重過ぎて 詠むも憚る 歌心 今は黙して 溢るるを待つ
91
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まるたまる
暗闇に混然として脈を打つ善意の人も悪意の人も
17
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浅草大将
ひさかたの月のひかりに一すぢの望みを誰かみやぎ野の空
26
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みみ松
鳴き声は雀よ鳩よおはようと寝床で安堵彼岸の朝に
6
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トーヤ
何度目の「ただいま」だろうこの場所に伝える人のいる嬉しさが
14
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詠み人知らず
あきくさの結びて露となる音を吹きな散らしそ宮城野の風
22
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横雲
偲びては心に満つる哀しみに咽び泣く声春の望月
8
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垂々
立ち上がることしかできぬこの国に生まれてよかった 命握って
34
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氷魚
結局は人を救うも人だから神様は天地を支えておいて
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