海生ろらびのお気に入りの歌一覧
恋花
四季薄れ彩り浅く過ぎし春薄紅色の花も散り散り
7
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ライテウ
さよならはいわないでおく このドアは知らない場所へ行くために押す
12
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只野ハル
五分咲きに降るにわか雨雪混じり春のセーター肩濡らし行く
6
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只野ハル
踏切の一旦停止歌想湧き下の句途中クラクション鳴る
12
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シュンイチ
ホームランが放物線を描くときついにぼくらはあおぞらになる
11
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詠み人知らず
とこしへの春を散りゆくさくら花添ひてゆかなむまぼろしの國
25
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みやこうまし
道行きてしだれ桜と桃に問う上を目ざすか下るが良きかと
7
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浅草大将
見わたせば花また花の山なみを空に越えゆくみかづきの舟
17
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光源氏
君ならで袖うちふれしくれなゐの絶えず通はむとどめかねつも
10
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詠み人知らず
曇りなき空にも影のおぼろなる月にさくらの雲ぞたなびく
18
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詠み人知らず
水仙も椿も木瓜も皆開きけふ曼荼羅を描く花畑
9
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浅草大将
ゆく末は風のまにまに青柳のいとしき方になびきてしがな
20
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水島寒月
去るひとの在りて切なき桜花われの想ひを映しつつ散れ
6
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詠み人知らず
休日も勤める夫の弁当につみたてつくしの卵とじいれる
20
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シュンイチ
限りなく「キライ」に近い「大スキ」であったと気づく 春のひととき
11
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狭霧
かきくらし今は闇夜を嘆くともいつかまみえん初月の空
18
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聴雨
桜木のうすくれなゐに心染めあしもと灯す春を忘るな
15
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詠み人知らず
墨染めの風吹きおこせ山櫻けふまぼろしの遠き春辺に
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聴雨
書いて消し消してまた書き読み返し原形失くすワタクシの歌
10
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みやこうまし
春長けて風花と散れる白梅の白く染めたり道も心も
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