海生ろらびのお気に入りの歌一覧
半格斎
みちのくに春は居坐り野に山に辛夷さくらは競ひ咲くらむ
13
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ケンイチ
尊しと念じて盛りゆく夏の写真のごとき日の道をゆく
13
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ねずみ
ねがはくは腹の肉とれはる尻にそのきらきらのもちはだのころ
5
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三沢左右
ひとひらの酒よ澄み果て天を満ておぼろ霞める月を雪げよ
8
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舞
何処から吹き来る風か五月晴れ見上げる空に雲一つ無く
10
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詠み人知らず
忘れ人訪ね来るよう風の立つ 蓮池渡り五月の肩に
12
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浅草大将
かふとても今やふところさむしろに夏の衣をうちの橋ひめ
12
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トーヤ
生きている生かされている 曇り空 雷雨 晴天 過ぎる月曜
7
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光源氏
行く春に袂のしみる月明かり見し世をいとふ夢の浮舟
9
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三沢左右
澄み果てで掬ぶ白ゆびあらざれば鬼の息づく水鏡かな
15
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ほたる
揺れ惑うわたしを捕らえ帆柱を立てて揺るがぬ君を恋する
6
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浅草大将
わが恋はおもはぬ人を思ひ草名こそ違へどなほ燃えにけれ
22
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芳立
なほ花ぞ舞へるとみれば幼子の吹くやシャボンの玉のながるる
16
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みやこうまし
蜘蛛の巣の上におかれし文箱を開けてしのぶや君の面影
7
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鹿男あほでよし
お互いに最後の恋じゃない恋をしてることまでわかり合えてる
17
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卯月
五十億年後に太陽死ぬでしょうでもスーパーにいま肉がない
5
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狭霧
見せばやな散り果つまえに宮人にせめて盛りの山桜花
8
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ふきのとう
マリンバの優しき音色聴き入れば陽だまりのごと心やわらぐ
8
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詠み人知らず
儚くて思ひやゆきしこの空に舞ひ上がるかな花のひとひら
17
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浅草大将
せめてはもむなしき空に散る花の一ひらごとに仏ましませ
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