海生ろらびのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ひとり寝の夜降りしきる冬の雨君が屋根をも濡らしているや
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きりあ
横道にそれて失くした物ばかり綺麗に見える黄昏が有り
19
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只野ハル
柔らかなこんな雨なら濡れるのもいいかもなどと夜の窓辺で
6
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詠み人知らず
願はくは波を急かすな沖つ風寄せて返すは同じ心を
26
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光源氏
いざや立て此の千載の一遇にされども義理も人情もなし
9
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詠み人知らず
松影に泉の音は絶え果ててただ風渡る静の虚空
10
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トーヤ
一本の針にすべてを狂わされ定時帰りも雪の幻
18
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浅草大将
うぐひすの涙を知るやしら梅の花をしづくの一つ零るる
21
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鹿男あほでよし
理屈では説明できない恋ばかりしてる女に、議論で負けた。
18
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たんぽぽすずめ。
溶けるのを待てばピュアさが離れてく大人に雪が凍みて悲しい
16
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垂々
きえていくものはきれいね うそつきが吐いたタバコの煙のわっか
37
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たんぽぽすずめ。
陽にかざし透ける血潮へ情熱がまだあると手を握る冬の辺
15
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たんぽぽすずめ。
触れられぬ恋を真白く塗り替えて知らない街に雪よしてくれ
24
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きりあ
踏み切りのカンカンコンが切り分ける過去のわたしと今のわたしを
15
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逢
白い色えんぴつだけがとがっててそんな正しさならいらないよ
35
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聴雨
夕さればふたたび降れる涙雨花びらひとつ誘ひて散りぬ
11
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トーヤ
引きずった2010年14月一人じゃきっと抜け出せずいた
12
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さとうはな
あの人を思い続けるかなしさと同じ速度で海に降る雪
24
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二斎
雨止みて日ざしに海は眩けり瞳ほそめて歩む人波
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紫苑
麗ら日やほころび初むる梅が枝に目白は春の幸ひを告ぐ
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