二斎のお気に入りの歌一覧
光源氏
青空に香りただよふりんご畑しのびがたきの時を交えて
21
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芳立
夕ぐれのためいき橋に鐘は鳴りキスをかはすといふ夢をみた
14
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沙羅
高鳴りのない日常を過ごし居てぼんやりしていく恋の輪郭
9
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恣翁
哀しみの 凝り咲けるか 越州の 雪こそ重く 胸に降り積め
31
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光源氏
覚えなく野辺の送りはかなしきに添ひて吹きやる葛城の笛
12
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浅草大将
紫にけぶる朝明の野をゆけば雪間に若菜もえ初めにけり
18
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光源氏
ゆるらかに思ひたわむる帶とけに情けの末の奧の白露
14
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浅草大将
また見るもかた野の花ぞ偲はゆる身はむさし野の雪の曙
14
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加祢
ゆるらかに流るる音を辿りゆけばかたし結ひ目も解く心地する
23
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浅草大将
雪晴れの夜半の軒端にひとしづく垂氷を落つる月の玉水
32
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舞
サラダよりチョコレートが好きだから革命おこすような恋したい
7
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舞
夜半には雪へと変わる銀の雨音無く濡らす落ち葉も我も
10
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舞
朝に出て逝きて帰らず儚くも命哀しく人の無常の
5
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舞
白銀の降る淡雪の溶けゆくも積もるも愉し縁と思へば
7
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舞
一日の会社の垢を吾が家の戸を開ける前振り落とし入る
8
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蒼月
天鵞絨の闇夜に拡ぐ星月夜銀河鉄道 何処の空に
5
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猿ノ丞狂介
夕月夜小倉の餡にお茶添へて憩ふ内にや客は来るなる
8
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詠み人知らず
薄こほり張ると見えつる春日川みとせの春もとどこほりけむ
16
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きりあ
破れた地図のその場所に宝を隠す相談を真夜中の庭で
6
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光源氏
しみじみと透き影見ゆる春の月定めなき世を過ぐすうらぶれ
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