狭霧のお気に入りの歌一覧
渡邉はるき
かきくらす雲の絶え間に見えしより清けさまさる冬の夜の月
14
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粕春大君
住みわびし野ずゑの庭は枯れ果てて月なき宵ぞさびしかるべき
18
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粕春大君
落ち葉敷く小庭にかほる時じくの香の木の実は風に揺れつつ
23
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渡邉はるき
花を待ち春を待つのも常なれど来つれば惜しき年の暮れかな
16
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庭鳥
罪深い者よ恋する歌詠みはひそかなこともすぐ歌にする
25
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紫苑
うたのわがうたを愛するすべてのひとにこころよい場所でありますように
22
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紫苑
一幅の絵と語らひぬはつかなる聞き書きは我がいろに染むるも
16
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紫苑
この秋はあけび実らじ人造の丘しらしらと身を晒しけり
18
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猿ノ丞狂介
蛸焼きの中身ひとつをイカにして秋の祭りを金に染まらむ
3
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浅草大将
明けぬれば人の心もあらたまの年にまたふる寺のしら雪
11
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山桃
ふゆごもり心そめてよ青天にかざす梢のもゆるもみぢば
18
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粕春大君
雁がねに託すたまづさ雲居より翔り来たれる秋ぞまされる
6
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猿ノ丞狂介
同じ枝をわきて木の葉のうつろふはそれこそ虫の食ひはじめなれ
4
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猿ノ丞狂介
いたき身を照らす鏡の行く道を朧にとざす春はまされり
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