狭霧のお気に入りの歌一覧
芳立
ふたりのみあらまほしかりよの人のみなほしあひのころは雨ふれ
11
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まるたまる
いつだって元気な人が元気とは限らないのよ人に優しく
10
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葵の助
振られたらばかやろうとしか思えない出逢えて幸せとか無理だって
4
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芳立
求めゆく道はるかなりひさかたの空にそびゆるサグラダファミリア
11
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芳立
時世とて浄土の道を誉めながらなど文人は御名を称へぬ
5
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芳立
マドンナに春のこころは萌えながらガガ聞く夏に燃ゆるころかな
5
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葵の助
出来るだけ自然に軽くさり気なく「今度メシでも」ほら言えよ俺
10
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浅草大将
潮時を知らで渡れば流されてたどる舟路もくるしまの瀬戸
9
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浅草大将
砂糖きび輝やく風に葉を並めて目にもあまみのおほ島の夏
22
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芳立
あらざりし梅雨の日照りに街灼けて準備不足の脚の恥ぢらひ
13
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あそびくも
人知れず涙をつつむ衣手に雨露むすぶ五月雨のなか
12
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聴雨
夢に追へどなほもの遠き君が影月なき闇の深さにも似て
16
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聴雨
実をなさぬ花は一つもなしと説く土にまみれた父の横顔
17
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猿ノ丞狂介
今日は彼、明日は彼氏と思へども我老けぬらし股の露枯る
4
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falcon
夏あさき青葉の木立こまどりの鳴く音なつかし乘鞍の尾根
13
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詠み人知らず
いづ方を眺めやれども心ほどむなしき空と見るものはなし
8
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笑能子
寄る辺なき一割五分の手控えを支える術はただ民の智恵
3
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半格斎
花散らし針槐の木さむざむと葉々をふるはせ梅雨空の下
12
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詠み人知らず
手折られるほど弱くない芍薬が愛の重みを受け止めて散る
18
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紫苑
慰めのしづくのひとつ零るれば水琴窟のひそやかに鳴る
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