さとうはなのお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
失恋を入れたシャボンが飛び割れて煌めく風はどこか優しひ
19
もっと見る
たんぽぽすずめ。
冬の辺の日だまりへ咲く向日葵に触れて滲むる柔肌の君
15
もっと見る
三沢左右
天立ちて日を抱きたる硝子の窓も触るれば冷たかりけり
17
もっと見る
悠々
はつこひの雪は昔へふりやまづ 戀しきひとのおもひで連れて
19
もっと見る
悠々
六甲山上鷹旋回す阪神忌凍てつく街の傷痕今も
18
もっと見る
舞
我のみの使者にあらねどこの想い君に伝えよ冬の三日月
6
もっと見る
浅草大将
身は一つふるき衣を捨つれども明日は何処へゆきの陸奥
18
もっと見る
芳立
寒き月かかるうす雲こほらせて照り合ひまさりかすみこそせね
15
もっと見る
粕春大君
冬枯れの玉なす枝のむら雀このみならずと啼きさわぐなり
26
もっと見る
加祢
息白く見上ぐ空よりふり落つる雪は薄らに野辺を敷きゆく
24
もっと見る
光源氏
日影さす梅の上枝の雪消えてめづらの戀を願ふうぐひす
13
もっと見る
光源氏
さびしさを堪えてしのぶる枯れ尾花夢のかよひぢ照らす月影
19
もっと見る
たんぽぽすずめ。
暖房の無き六畳もまた君を詠めば知らずに人肌となる
19
もっと見る
たんぽぽすずめ。
薄暗き部屋で吐息が白けれど布団の熱に君思う朝
23
もっと見る
ふきのとう
夕燒けは白き屋根屋根染めゆくも冷えゆく宵はしづかに暮れむ
11
もっと見る
浅草大将
徒らに逸る心のあつさ弓はるは名のみといや引き締めむ
20
もっと見る
詠み人知らず
ちとせふる末葉にことは伝ふらし神つ国江とはらからの人
16
もっと見る
芳立
うき世にも君をうたへる草ぐさは千年をすぎの常葉ならなむ
12
もっと見る
浅草大将
凍りては禊ぐすべなし神はわが罪の深きをみたらしの川
17
もっと見る
舞
白銀の降る淡雪の溶けゆくも積もるも愉し縁と思へば
7
もっと見る
[1]
<<
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
>>
[16]