さとうはなのお気に入りの歌一覧
粕春大君
梅が枝に春は来つれど影うつす鏡はなどて曇りをるらむ
20
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たんぽぽすずめ。
じわじわと他人になった君をもう追えぬ車内でジュピターを聞く
22
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たんぽぽすずめ。
メレンゲのような思いを暮らしても重ねていれば別れなかった
15
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浅草大将
世に出づる春をおもへど歌詠めぬ身を鶯のどこに隠るる
13
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浅草大将
梅の花こちに香れど遠方に今はあるじの如何で聞くべき
22
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たんぽぽすずめ。
餌を待ち固く瀬に立つ白鷺へ叶わぬ冬の恋が揺らめき
15
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詠み人知らず
むらさきの花にくれなゐたちにほへ君ゆく春の風のかたみに
21
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芳立
あまづたふ日よいたづらに宵居すな春に真珠の星がみえざる
13
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恣翁
眉月の 零れし雫 霜と凝り 気に満ちてあれ 皎々として
24
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逢
永遠と思いこんでた「青春」の二文字の中に「月日」があった
112
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逢
そうやってあなたは忘れていくのだろう スケッチブックをびりっと破る
22
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逢
きっともう子どものままじゃいられない ふくらんでいく桜のつぼみ
25
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芳立
湯あがりのかをりすがしきぬれ髪に春はにほへり梅をもよほせ
12
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たえなかすず
一通も手紙もメールも来なくなる彼氏はたぶん死んだと思う
6
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しらたき
つらつらと書けばつらさをすいこんで僕の手帳がまた重くなる
14
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垂々
君のすべてが好きだって言いながらほしいかたちで開く手のひら
35
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光源氏
青空に香りただよふりんご畑しのびがたきの時を交えて
21
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芳立
梅つぼむ朝にいや吹く凍て風は冬の軍のつくしなりけり
12
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飯田彩乃
もう行きます次の宇宙に向かうのです君なる月に足あと残し
13
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芳立
泣きぬれてひとの告げにしことひとつおぼえさすなり夜半の歌姫
17
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