あどりあんのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
をりをりの夢を揃へてうるはしき歌は人なり人こそ歌なれ
21
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浅草大将
青海やしづまる魂にいかでかは重荷あるべきトラックの島
16
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芳立
ぼくはまだ彷徨つてゐる尾道の海のみえない社のあたり
17
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あまおう
涼風やさくらの園の包みたる千の枝葉に優しくそよぐ
8
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あまおう
流れとも淀みとも見ゆ恋模様人智の彼方天上の川
16
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falcon
いはれなき教師の罰に涙して濡れて帰りきあじさいの道
19
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紫苑
ひと知れぬ愛し疎しを縒り合はせ咲くもぢずりの風に揺れつつ
19
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河のほとり
古き家は人こそあらね偲べとや庭に咲きけるとこ夏の花
28
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浅草大将
死して名は世にたつくりの更々に晒す恥とも汝は知らでか
9
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浅草大将
さみだれの心のままに流れてはいはで砕くる言の葉もあれ
14
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詠み人知らず
知らぬ人の歌で心が溶けだして 涙のじわり来ることもある
25
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falcon
切れば惜し切らねば雨に乱るるをいかにせよとの薔薇咲く朝
17
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詠み人知らず
夕靄にけむる街並み家々に菜の花色の灯りがともる
31
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詠み人知らず
紫陽花の 移ろう色を 知らぬまま ただ雨を乞う 舞舞螺
25
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浅草大将
初雪やとなりはラヂオ聞くひとぞ病み逝く吾子に万歳の声
12
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恣翁
地を這へる蟻眺めては 訝しみ もの問ひたげに 主を仰ぐ
19
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しづく
眠り姫みたいにずっと眠っても目覚めのキスはないと知ってる
5
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浅草大将
もののふのやそ宇治川に競ひつつ鮎子さ走る夏のさきがけ
11
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紫苑
咲き誇る薔薇をわたる風に乗りああ我ここに今を生きをり
16
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風蘭
水のいろ日ごとにじませ紫陽花は彩りかさね誰がために咲く
27
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