紫乃のお気に入りの歌一覧
聴雨
枕べの面影さぐる指先に触るるものなし春の憂うつ
16
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螢子
雪深き里にも春はほほゑみて梅のほころぶ立春の朝
26
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シュンイチ
たどりつく未来になにが待っててもきみの名前を呼んであげたい
14
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詠み人知らず
想い出の破片をひとつずつ集め会いに行くには夜は短い
6
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シュンイチ
花ひとつ守りたかった少年の奥歯にのこるいたずらのあと
10
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まるたまる
ふわふわのものを抱きしめ眠りたし吾の幼児化甚だしきかな
9
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薫智
今僕は迷走してる全力で何になれるかわからないまま
7
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トーヤ
真っ暗になれない空を見上げたら風も心もちょっとだけ春
26
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たんぽぽすずめ。
何色が好きでしたかともう脇に来ないあなたと虹へささやき
17
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価格未定
好きなこと気づかれているのは知っていると悟られてるのもわかる
6
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詠み人知らず
立春の光をあびてねこやなぎ銀色の穂をはじきそめたり
23
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ほたる
菜の花の黄色は素直な喜びと幸せの色 春の色です
13
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さとうはな
春近い鎌倉の海でじゃれあった ふと来た静寂に落ちる砂粒
10
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詠み人知らず
わからないふりをするような優しさに守られていた過去は過去だよ
7
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芳立
千さとなる君があたりは少年のおぼえしほどに遠からなくに
9
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聴雨
鶯の初音待ちゐし梅が枝にたづぬるはただ雪のひとひら
29
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水島寒月
今朝の枝につぼみを解く白梅の匂ひとともに春を吸ひ込む
6
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シュンイチ
ごめんねの合図できみを好きだったころの放物線をなぞるよ
13
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垂々
君のすべてが好きだって言いながらほしいかたちで開く手のひら
35
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さとうはな
交差点途中でふいに抱かれた日あれからずっと迷子のふたり
9
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