ユーカリのお気に入りの歌一覧
紫苑
さざ波の真砂を愛撫するところ大地と海の境目はなく
14
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詠み人知らず
薄紅に 染まる夕暮れ ぼんやりと 人待ち顔の 片割れの月
29
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紫草
夕せまる片空だけの茜色山に埋めし揺るぐこころを
23
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もなca
部屋中を甘い香りで満たしたるジャム用とされた苺のプライド
17
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風蘭
笹の葉の数より多い短冊の願いがみんな叶うといいね
32
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もなca
仏壇が埋もれるほどの紫陽花を供えて母は父に手を合わす
14
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あき
寝すぎても夜更かししても大丈夫!週でいちばん土曜日が好き
13
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あき
雨色の小さな鞠が散らばって止まったような紫陽花の道
26
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falcon
門に咲く黒蝶搖らし格子戸を開くる島田にあはき月影
13
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もなca
檸檬の木慕いてやまぬ揚羽蝶つかずひらひら離れずゆらゆら
20
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falcon
駆け落ちをすればよかったねと笑ふ君美しく歳をかさねて
23
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falcon
いはれなき教師の罰に涙して濡れて帰りきあじさいの道
19
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紫草
薄紅の雄しべ笑ひて搖れたれば心囚われ眺むねむの木
12
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しづく
七月になって迷いの檻を出てさよならばかり上手になった
3
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しづく
眠れない午前3時に耳元でまあるい声があたしをつつむ
5
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もなca
言い合いの後ためらいつつ手をとれば言葉は無くとも伝わる何か
20
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紫草
雨の中よくぞ育ったレタス殿 ほうび胡麻ダレ和風ダレ
15
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恣翁
苔むせる 巌に睡る禽のごと 心静かに 木挽き唄聴く
22
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恣翁
地を這へる蟻眺めては 訝しみ もの問ひたげに 主を仰ぐ
19
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もなca
六月のそぼ降る雨に泣きぬれて憂ひに沈むあぢさゐの色
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