ユーカリのお気に入りの歌一覧
桜園
コップ揺らし氷の鳴る音聞きながら味わいて飲む夏のカルピス
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紫草
旅先の朝餉の菜の彩りは昨夜の満腹つと忘れさす
13
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あき
次の日はお休みだから延びたって大丈夫ねと金曜の罠
10
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あき
七日目の日の出もみずにさうさうとかへる命に泣かうぢやないか
18
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風蘭
白黒の色もつかずに桃色のまま旅立ってしまった命
23
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もなca
たっぷりとお日さま浴びて赤くなる庭のトマトが輝いて夏
22
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紫苑
ああ藻羅つまくれなゐに指を染め肩を滑れるかさね艶やか
13
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紫苑
あざやけき朱の射したり新しきたくらみ兆すひと日のはじめ
16
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恣翁
寵を得で 団扇で螢けふも追ひ 牽牛織女 羨みてけり
18
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恣翁
窓開けて涼貪れば 秘めやかに 共寝の香り 残りたるかな
33
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あまおう
思い出と咲くことのないきみの傘今度どこかに忘れてこよう
12
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あまおう
ぼくを待つ姿が好きであと少し傘に紛れてきみを見てたい
36
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詠み人知らず
角盥うつせぬ星を知るや君いとなみはるかに浮かぶ梶の葉
20
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五穀米
ひらひらと泳ぐ魚いて水底に潜む魚いてどれも生き様
4
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詠み人知らず
生涯を他人で過ごす二人なら 互いの秘密に触れたりしない
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しづく
面倒な手続き それも完了しあとはあなたを忘れるだけだ
3
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しづく
着々と塗り潰してくこれからの人生になる選択肢たち
3
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もなca
青空に夏雲浮かび児童らのプールの歓声風が運びくる
12
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風蘭
砂山の一番気持ちいい風をひとりじめしてねむる黒猫
22
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falcon
ひと恋ふはこころ空なる浮雲のたよりもならぬ身のかなしけれ
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