仁 呼のお気に入りの歌一覧
渡邉はるき
明け初めて空に寒さは残れども蕾の梅にぞ春は来ぬらし
22
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浅草大将
神ながらやまとごころの色染めて四方に明けゆく東雲の空
7
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浅草大将
如何ばかり君につくしの思かはいはばしるともみなは尽きねじ
6
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詠み人知らず
僕の凶 君は自分の大吉に 包んで結ぶ ほどけぬように
13
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文月郁葉
境内の裏へさらって震えてる胸の金魚をすくって欲しい
39
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みかなぎ
岩走る那智の大瀧露凝らば月の雫に玉となるかな
15
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みかなぎ
柔らかき緋色の道の尾根尾根の朱の御社の燃ゆる緋袴
8
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浅草大将
あらたまの年も眞珠の環なす歌詠人に光あれかし
8
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白亜
實らない 想ひもあれど 胸の華は 貴方がゐたから咲きました
5
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浅草大将
その昔の銃音聞けり霰ふる鹿島の宮にいくさ思へば
5
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栞
色紙で千羽の鶴を折るような気持ちで贈るきみへの言葉
3
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車男
朝の陽を照り返しいる山頂の電波塔より覇気が飛び来る
4
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紫水大夫
朝はまだ明けやらぬいろ冬の蒼 十和田の湖に鳰浮かびゐて
5
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詠み人知らず
面影を 想い想って 上の空 空に浮かんだ 雲見つめ居る
2
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浅草大将
荒磯海こしの高嶺を吹く雪に緑を磨く巖根の松
4
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粕春大君
朔風に古草かなし地を覆い萌ゆる若芽の春を待つらむ
17
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浅草大将
霜さへも冬の衣と打ちかへて残る野菊ぞ春を待つらし
10
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メガネ
天地より授かり給ひし萠ゆる芽にたへなき光をそそげ父母
11
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粕春大君
冬枯れの野におく霜にひさかたの天つしるしと照る月夜かな
22
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車男
冬枯れの梢に揺れるもみじ葉を柔らかき陽が射して労う
17
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