風橋 平のお気に入りの歌一覧
恣翁
朧なる月 ひとけなき炊事場の三和土に 暗く光りたりけり
63
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遠井 海
父親に連れられ観てたドラえもん映画 今年は子を連れてった
6
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偽嫁
横向きに吹雪く景色に慣らされて弥生三月?冗談ばかり
5
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紫苑
万智ちゃんがちょっぴり触れる それだけで花はにわかにその色を増す
17
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れいこ
サボテンに引越しだよと囁いて素焼きの鉢にそっと植えこむ
24
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大河千紋
あしひきの雌阿寒岳雄阿寒岳に幾千回目の秋は来にけり
5
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詠み人知らず
夜もすがら寢息も立てず猫眠る彼の呼吸はしんしんしんと
1
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のんぼう
なぜにそう やることなすこと順番が狂ってるんだ 幼稚園児よ
6
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真山千展
アイフォーンに慣れてしまった耳だからアナタと違う生き物なのね
2
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鍬乃呑
咲きかけのまばらな梅を見る人を臨む屋台で熱燗を飲む
15
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鍬乃呑
粘膜の反乱を身に感じては恐る恐るに外に踏み出す
2
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光源氏
月影にひとりしあらばうちしぐれ晴れぬ心の秋のうたかた
11
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浅草大将
キリストに兄弟あらむ筈もなしありて誰をか天にみちびく
5
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浅草大将
花鳥もなべて称へよあらたまの春陽に立てるフランシスコを
12
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inosann
こんなオレ好いてくれてるヤツがいると思いつ聴いてる「赤いハンカチ」
5
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波並
僕たちはそれぞれ役をわけあってひとつの塔を胸に伸ばした
7
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波江究一
力士等にまして酷暑は去らぬ日を若乃花逝く恰も震災忌
2
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波江究一
かもめらは海よりビルに巣作ると傳へて新千年紀のはじめ
2
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東娘
友人としての会話が尽きたのち線香花火の火玉が落ちる
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なるなる
プーさんに似ている君をプーさんのぬいぐるみにしてそばに置きたい
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