葉月夏生のお気に入りの歌一覧
聴雨
音立てて残る葉さらふ風の日はただ墨の香に心ひたして
16
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恣翁
山陰の 青き木末に 陽の射して 満ちたる霜ぞ 銀に輝く
24
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詠み人知らず
光うけ真っ赤に色づきしもみじ葉の光と影を写真にえがく
10
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垂々
なきひとによく似た香り芳しく小春日和に影をかさねて
28
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只野ハル
気が付けばまた夕暮れに去った人を思い出している自分がいる
5
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羽
片恋のかたく結んだ唇に烈しい風が吹きつけて 冬
8
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舞
明けてゆく夜空に独り明星の輝き白く曙を待つ
6
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トーヤ
同じだけ過ぎた時間の残酷さ現実という言葉にしても
12
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沙枝
この想い届かなくてもあのひとの夢追う背中見続けていたい
6
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沙枝
てきぱきと暮らしていたい あのひとに恋する前にはできてたように
12
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都季
指先さえ触れないままでいくつもの空を隣りで見送っていた
10
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都季
アドレスが一件増えて着信のすべてに期待が生まれてしまう
21
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まるたまる
たくさんの煌めく星が遠くから近くから我が足元照らす
12
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詠み人知らず
ありがとう私は私迷わずに心に従い歩いて行ける
9
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恣翁
今もなほ 君と並んで 歩きたい 落葉舞ひ散る 公孫樹の下を
27
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聴雨
ひと言の重みに今宵堪えかねて闇の淵にぞ身を沈めたし
13
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聴雨
それぞれの想ひを秘めてゐるやうに終の棲み家をめざすもみぢ葉
13
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山本克夫
ゆく場所があるのでしょうね明け方の空の東へ飛び立つ鳩は
6
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薫智
青空にうっすら浮かぶ白い月僕の心を掴み離さぬ
11
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春詠
いつかまた 会えるその日を 夢見ては 今はもう亡き 貴方を偲ぶ
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