葉月夏生のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ひらひらと蝶の飛び立つ気配ありオンシジウムよ朝の窓辺に
19
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詠み人知らず
現身の幸こそあらなきみがため訪ひて祈らむ白峰の奥
19
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舞
オリオンよ我を導け困難に打ち克つ心強き光りで
12
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聴雨
花のいろ鳥の音ほのか言祝ぎて心さやかに春を迎ふる
20
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詠み人知らず
小雪舞う庭の南天の赤い実の瑞々とする年の瀬の朝
13
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芳立
あなたより来ぬひとをただまちの灯のあまるに空をながめつるかな
15
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ほたる
約束のできない二人の一日は瞬間でもあり永遠でもあり
26
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舞
告げるべき想いはあれどどうしても言葉にできずただ歌を詠む
12
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沙枝
年のせい?ただ常識を知ったから?距離を測って空気を読んで
6
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舞
ややこしい愛や恋とかスルーして純粋に好き貴女のことが
11
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トーヤ
星の海思いを馳せる歌たちに冬の夜空は呼ばれたのかな
10
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浅草大将
風に散る名もしら雪の一枚にふるべき道のなきぞ哀しも
20
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聴雨
祈る手をほどくが如く咲く花のこぼるる香こそ花ことばかな
16
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恣翁
窓越しの 常と変はらぬ 月なれど 同じからずも 試の果てつれば
25
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沙枝
こうやって会えない日々を重ねれば そのうちきっと きっと忘れる
7
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詠み人知らず
毘沙門の参道に咲くさざんかが紅葉にはゆる初冬の風景
9
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舞
幻か永久に続くか魂は 精一杯に生きてこそ知る
5
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光源氏
山里は紅きもみぢに露が落ちやがてさびしき墨色となる
10
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只野ハル
変わらない現実と変われない自分多分明日も明後日も
2
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浅草大将
もの思ふ時こそいよよ長ければともしび細き冬の夜かも
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