飯田彩乃のお気に入りの歌一覧
じゃこ
目に見えるものしか信じられません食べられるものだと尚宜し
4
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ゆべし
宛名なき葉書をましろき陽光にあぶれば浮かぶ郵便屋の午(ひる)
9
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栞
朝焼けとあなたの温度にくるまれてもうすぐわたしは今日へと孵る
10
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ほたる
生活のない関係を思春期の詩集のように抱きしめている
16
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ゆべし
「あのね、」ってガトーショコラにサックリとフォークをしずめ「結婚するの」
18
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芳立
寒いつて君が言ふのは触れつていふ意味だとは知つてゐたけど
10
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ゆべし
月光は蜂蜜のごとく溜まりゆく祈るミイラの掌(たなごころ)にも
7
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きりあ
悲しみがどこに有るのか探るよに我が身体に自ら触れる
20
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市川ありさ
恋人になれないのなら君が乗る自転車の鈴とかになりたい
14
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悠々
ライターと煙草はピースだ忘れるなお経と墓は並みでいいから
45
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シュンイチ
はじまりは綺麗な嘘を捨てたこと 悲しい嘘も受け入れたこと
29
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シュンイチ
ありえないところにできたヘルペスと上手く付き合っていくような恋
7
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垂々
嗚呼なんで今月今夜のこの月の夜に腹筋してるんだろう
23
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わらこ
君からの半直線は吾の前を掠めていってあの子のほうへ
2
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まるたまる
「もう行きな」君は言うけど何回も振り向いて今朝なごり雪降る
16
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市川ありさ
新しく買い足す白いランジェリー君の優しさだけじゃたりない
5
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さとうはな
さよならを乗せた翼は青だけを選んで散らす乱反射の海
8
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じゃこ
君(またはなるべくかっこいい男子)、聞いて。うち今日めっちゃ泣いてん。
30
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卯月
今日もまたひとりの家に近づけず本屋をいくつ彷徨うつもり
67
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たんぽぽすずめ。
うさぎほど長くは無いがこの耳を結びたいほど君が恋しい
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