ゆべしのお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
どしゃぶりに愚痴をこぼして足元の花へごめんと言ってしまおう
38
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笑能子
迷う道獣道でも道は道自分が選んだ爪先なれば
8
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薫智
雨の日の滲む空気が染みてくる膝の疼きが僕のアンテナ
7
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半格斎
朝ぼらけ耳聞くおとの堅ければ胡桃はひとつ屋根ころげ落つ
14
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芳立
踏切の錆も朽ちつつ虫の音の絶えぬ夕べに揺るるコスモス
15
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詠み人知らず
赤黄朱のポーチュラカの花咲き乱れ酷暑のりこえいきいき輝く
9
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浅草大将
我もまた心病みせば聞きうるや妻が知るてふ雲うごく音
36
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垂々
神様にきめられちゃったプログラム「キス5秒前でやかんを鳴らせ」
25
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詠み人知らず
あめかぜを雲の袋に込めかねて恋ひしかるべき五月雨の比
4
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光源氏
我が天地始めてさむしの候なれど犬はぐったり猫はうんざり
19
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粕春大君
才人失意去歌壇、折柳旻天雁影単。不想今晨別離日、琵琶拭涙為君弾。
32
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四季野 遊
いずれにも懐刀の縁見せて決して解かぬこれぞ道なり
8
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まき
きみと行く。ほころびはじめた赤い糸絶縁テープで補修しながら
12
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光源氏
今はとてまた露わくる望月の色なき袖に君を思へば
13
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たんぽぽすずめ。
失言に謝罪す蝶の現実を越ゆ男気へ脱帽をせり
13
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東娘
息ひとつつきたるような紙片落つ一00円の棚に歌集の在れば
32
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紫苑
群れ咲きしつめくさも消え泡立草ひくく傾ぎて秋は来にけり
20
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紫苑
国もたぬ民ぞかなしき管絃の響かふ宴ときのまにまに
12
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恣翁
路地裏の 軒に吊られし 玉葱を 眺めてひとり 返照の道
29
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芳立
逃ぐまじな世に生ひいづる千ぐさとは勝つべくもなく負くべくもなく
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