沙羅のお気に入りの歌一覧
芳立
泣きぬれてひとの告げにしことひとつおぼえさすなり夜半の歌姫
17
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ほたる
恋人の住む街の名は音楽のように聞こえる ちょっと切ない
28
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たんぽぽすずめ。
捕まえた魚が棘を刺し逃げて真水へ永久に帰りたくなる
13
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薫智
ヒーローに転校生はむいてない「名のる程ではございません」で
8
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光源氏
さびしさをいやす湖畔の旅の宿ひとり佇む白きたそかれ
17
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光源氏
青空に香りただよふりんご畑しのびがたきの時を交えて
21
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ふきのとう
梅の木はふうわりと雪のせるなか紅色の花ひとひらつけり
12
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シュンイチ
参考にならない参考書を捨てて「えーえんとくちから」読み直そうか
10
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詠み人知らず
雪化粧したたんぽぽの輝きにふと目を奪われしばしたたずむ
21
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恣翁
哀しみの 凝り咲けるか 越州の 雪こそ重く 胸に降り積め
31
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薫智
いい人と言われたことは多々あるがこの呪縛からにげれないまま
16
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庭鳥
ささやかな安らぎとして一割りすコートドールのチョコかみ砕く
16
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まるたまる
君からの電話にようやく潤ってベランダの花に水をあげよう
10
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半格斎
降り積もる雪の深さにいとどます春待つ思ひのつのる夕べや
12
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芳立
しらまゆみ春のおぼろの月かげはみえぬ道すぢわたり入りゆく
15
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ほたる
貪欲に頬が吸い込む化粧水明日のわたしが渇かぬように
7
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紫乃
真っ白に今日の疲れは湯気となり夜の彼方に消えていきます
7
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さとうはな
カフェラテのクリーム鼻につけたまま別れの言葉口にするひと
16
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きりあ
初めての道の向こうにあるものを欲しがる人と一緒に歩こう
11
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羽
ほんとうの痛みは歌に詠めなくて過ぎたかなしみばかり振り向く
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