メガネのお気に入りの歌一覧
加祢
清らなる箏の音深く染み入りて騒がしき心鎮みをさまる
13
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加祢
うす紅の色さし染めて匂ほへる杏の花を人知るらめや
14
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加祢
花を愛で思はぬ道の水たまり踏みてぴちゃりとなるもこころよき
11
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加祢
風に乗り舞ひてふれこし山櫻みればふたひら重なりてあり
11
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加祢
桜咲くゑの間よりみゆ広き空悠々飛へる鳥の遠きに
11
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浅草大将
湧きいづのここひの森のははそ葉の母の心はつゆも変らじ
21
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紫苑
何となき日々をひとすじ切るごとく今年はじめの燕飛び来る
18
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山桃
山の辺の雨にそぼつる萌ゆる木は滴もゆらに鳴り出づるかも
9
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粕春大君
卯月てふ時にしあれど雪の降る空 白虹は日を貫けり
17
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山桃
春雨に枝垂れ桜は面ふせてすがりも敢えぬ花の玉水
20
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由良
チュンチュンとさえずる雀に誘われて見上げた空は果てしなく青
6
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浅草大将
百千鳥あつめてここによろづ葉のむかし心ぞいまに偲はゆ
21
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まるたまる
袈裟掛けの松はゆっくり呼吸して池の端から時代を見つめん
7
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でくのぼう
燃え盡きて荒野の原に獨り佇つ月は朧に泪隱せし
18
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でくのぼう
白月の吾を哀れむ調べ聴きまだ見ぬ里のきみを偲ばむ
16
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若楓
ああまるで貴方が初めて触れた日の恥じらいのようなはじめての歌
20
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由良
「水飲めば?」咳き込む私にポツリと言う息子の背中に春の陽射しが
3
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浅草大将
たまきはる命の糸もひとすぢにつらぬく道は遠くけはしも
12
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螢子
吹く風の通り道なる我が庭の花ぞ開けば散りゆくさだめ
9
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平 美盛
湯上りの 桜色した やわ肌のうなじにかかる 濡れた黒髪
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