夢士のお気に入りの歌一覧
南美帆
誰だって終わりのページを知らぬまま日々めくりゆく人生は本
11
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新座の迷い人
嬉しやな 我の意見に 拍手くれ 悲観する事 更になしかな
7
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恣翁
履物の 浮世の波に漂へる雑魚のごとくに 脱ぎ捨ててあり
24
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舞
これ食べよそれも食べろと帰省せば老い弱れるも母の手料理
19
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千映
見たことのなき細き蛇夢に出て今日は早速宝くじ買う
14
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月虹
ワイファイが空駆け巡るこの星に繋がれている我の指先
27
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千映
雪止めの打たれし屋根にせり出した塊落下の恐ろしき音
15
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葱りんと
日常の一コマ切ってリズム乗りオチでじんわり そんな歌 好き
12
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へし切
老いてみる浮世のことは夢の夢むなしく時は過ぎゆくばかり
23
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千映
団塊の世代に厳し入学の倍率高くついて回った
8
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只野ハル
記録的寒波が終わり暖冬に戻った朝もストーブ点ける
15
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三蛙
濃紺のスーツに銀のタイ締めて祝福 映えよ花になる君
11
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葱りんと
笑ったり しないよ怖さ 分かるもの 溝なき靴で 雪は歩けず
12
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野々花
悲しいと言えない花が寒空に肩寄せ合って微かに笑う
13
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灰色猫
水神の 清水が滾る 渓谷で しばし月毛の 馬を休ます
31
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舞
色褪せる紙の写真の幼子の吾抱き笑みし父の若きも
13
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林林
子の素手に「見て見て」立派な霜柱真っ赤なほっぺ満面の笑み
15
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野々花
銀色の衣まといし木蓮が 空ゆく風に奏でる命
17
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詠み人知らず
壮年の行列のある帰り道 抜き去ることが はばかられしも
14
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林林
泥の中 希望の道を己が身に通し膨らむ蓮根の丸み
19
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