詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
陽を浴びて強風吹けば帆を廣げ高浪乘ればヨットは進む
4
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コタロー
強風に乘れずに殘る鳶一羽次吹く風をじつと待つてる
7
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コタロー
賣り物にならぬが如く痩せ猫がとぼとぼ歩く冬の小徑を
3
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石川順一
指定席どかねばならぬ居酒屋でメキシコカクテル飲みし木曜
10
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石川順一
袖が触れ多生の縁を大袈裟に語る私を咎める私
17
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吉野 鮎
欅並木蒼空を刺す裸枝に別離のときの晩夏光忘れじ
15
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吉野 鮎
あたはざる夢はかなさの人こひの熾火の炎沒つ陽の刹那
14
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吉野 鮎
うつぼぐさ冬ざれの道霜の朝蘇る陽に新たを芽吹く
10
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内藤芽亞
四列に詰めて並んでいる ここは宇宙人からみたら食事場
4
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秋日好
テキパキと包んでしまおうプレゼント何故かサロメのオペラ流して
11
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千映
短気ゆえ一気に掃除する夫疲れもどっと出るは忘れて
9
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千映
陽だまりに腰掛け珈琲すする時年の瀬忘れ友の顔浮かぶ
10
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千映
言の葉に広がりのない歌ばかりそれが個性といえない吾がいる
8
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鳴海
この場所の誰も私を知りません 三十一文字にこぼすほんとう
8
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大納言のりば
ちとせなる人のゆかりは泡沫よ賽の河原の浅き夢見じ
8
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詠み人知らず
今ここ我に伏せよと声あらば吾かれに伏さむ 真心もて
6
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詠み人知らず
八重のうち一重ふたへは棘ふふむ柄も有りけむ 其れ吾みとむ
6
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秋日好
教養を情操に高む力欲し己掘り下げ反作用とし
12
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秋日好
三か月早めに言って欲しかった「院に残ってくれると思った」
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詠み人知らず
幻と名にし負ふ吾に相応しく 斯く五首ばかり 詠ひ去らむや
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