詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
谷間の青き篠竹 細波に媚ぶがに揺れて 流れ抱けり
23
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悠々
うららかや画布にまづ置く雲一つ きみ春色のブラウスを脱ぐ
24
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舞
夜桜の濡れて咲く木の風情には浮世絵描く艶美人たつ
8
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詠み人知らず
子らの云う指名手配の看板に 議員選挙と掲示されてる
17
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秋日好
池に魚 巣箱に小鳥 我が庭は隣家の猫も樹下にて眠る
15
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成瀬山水
郊外で探さなくても見つかった映しきれない星にほほえむ
10
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ながさき
妙法の 「妙」という字は 「よみがえる」 蘇生の意味の 言霊含む
20
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林林
明日には大事な時間が待っている君がベストを尽くせるように
13
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へし切
ふりみれば想い出ぽろりこぼれくる遥か彼方に故郷の空
21
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葱りんと
心をば 負荷振り払い さらけ出す 一日終わりに 日記という歌
11
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恣翁
定めなく柳絮舞へるに 惜別の人を 如何でか垂糸繋がむ
18
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夢士
雨やみて桜はな散る山里の陽に照る木々は萌黄にうつる
16
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風花
春らしきバッグの萌木色に呼ばれ順に手に取り鏡に写す
18
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風花
散り敷いた桜掃き集めたバケツ傾け子らは歓声あげる
13
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詠み人知らず
横浜の海が似合うという人が 通天閣の下をうろつく
13
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詠み人知らず
雨に濡れ何処からともなくやって来て別れも告げず立ち去った猫
18
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月虹
人生はいつもときめく方向へ転がしてゆくローリングストーン
32
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秋日好
ただ単にテレビを見たくないからと炊事にせいだす妻も珍し
9
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恣翁
羞ぢらひの雪の肌や 融けざらむ 憂ひ覗けり 掛け湯の影を
20
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舞
花びらは語ることなく咲く日々を記憶の底に散り積もりゆく
15
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