詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
雪の夜半 心にくべる 柴も無く 餓鬼は凍えて 東雲を乞ふ
14
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KEN
瀬の先の 天の狼 ただ靜か 白鳥の夢 亂す事なく
13
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KEN
神の打つ つつみの音に 風歌ひ 螢のやうに 雪の華舞ふ
13
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KEN
小雪散る 木末に殘る 熊棚の 影も寂しき おくのほそみち
14
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KEN
とめどなく すべなき程に とめどなく 雪の燈りが 戀に降り積む
14
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夢士
深夜バス降りてふらふら落ち葉踏む師走の風の身にしむ今夜
13
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横井 信
足元を落ち葉はそっと駆けてゆく野をゆく風と語らいながら
13
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コタロー
吐く息の白くなりたる冬の朝ホットコーヒー至福の時間
6
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コタロー
裸木となりて散らばる落ち葉あり大きな一葉を栞に選ぶ
9
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うすべに
散り落ちて うすくれないの霜化粧 風の深みに冬のあしおと
13
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うすべに
冬の日の風もひといき ひだまりに 祖母の笑顔と干し柿のしわ
21
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うすべに
はだれ雪 母の白髪に差す冬陽 指のささくれ積もるとしつき
12
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うすべに
枯れ果てた森をいろどる白と紅 冬にあらがうさざんかの花
12
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しずく☆・.…。
何故月は 満ち欠けるのか 訳もなく 憂鬱な夜に 彷徨い想う
17
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しずく☆・.…。
初めての 道草をした その訳を 語る子供の 頬は紅色
31
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横井 信
思い切り大地を蹴った足裏で今の自分のリズムを刻む
15
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コタロー
北風の吹く川の流れの石の上輕鴨まるく寒さに耐へる
3
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コタロー
學生が集團下校笑顏見せたわゐない事話してをりぬ
3
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幸子
人々の心の隙間満たすかに一心に降り積もる白雪
16
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幸子
新年を孕みて時はそろそろと息継ぎ始む光あれかしと
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