詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
清流に浮いた花弁は見たくない あまりに多く 語られるから
13
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詠み人知らず
どしゃ降りの雨に打たれるヘルメット男の背中に人生がある
22
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悠々
ひねもすの春のしぐれの窓に凭り そらごと詠みてひとりあそびぬ
26
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潮月繁樹
雨上がり 羽を広げて 大空を 飛んでるように 自転車を漕ぐ
28
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舞
芽吹きゆく北の大地の学びやのエルムの森のみどり清しも
14
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恣翁
江渡る人の心を 乱したる柳絮に 別れの笛の音聞こゆ
21
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成瀬山水
昼前の二号車両に乗り込んで人もまばらな各駅停車
8
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詠み人知らず
どう見てもベンツの男ヤクザよね 剃り上げて、あら 袈裟を着ている
16
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まぽりん
ふるさとに帰りし君はこぬか雨花びら摘みし袖ぞ濡れける
26
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風花
垂らされた馴染まぬ滴流れおりオイル時計の月曜の朝
15
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たみお
言いすぎず かつ暗号の ようにせず 思い及ばす ものだったはず
7
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月虹
たどり着け見極められない未来でも切り開かれた道の尊く
61
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へし切
揚げたてのお好み天ぷら昼食に ふっくら さく さく 美味堪能す
20
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風花
本来の色を萌やして伸ばしゆくうたの葉の枝はさやかに茂る
19
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葱りんと
春来たり 匂い立つなり土の彩 緑萌え生え ミミズも這えよ
17
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夢士
葉桜のなかで飲む酒楽しけり昔ばなしに花の咲くらむ
19
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夢士
雨降りて風吹きて散る桜花老いの宴や葉桜のなか
10
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成瀬山水
風吹けば紫霞む天上のゆるりたなびく春のため息
11
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詠み人知らず
クラス会 話題によって席別れ 筋肉 病気 下ネタ 病気
19
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詠み人知らず
人生も心もバランス崩したら危うく揺れて深みに嵌まる
16
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