詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
しめ鯖を今宵はじめて美味しいと舌がつぶやく六十路の吾の
24
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詠み人知らず
歓声のあがるプールに梅雨明けを待たずに青くひかる夏空
23
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桐生賄
「ぼさぼさの髪の毛どうした?」聞きかけて 「自分でカット」得意気に言う
20
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夢士
満員の電車の床にバック置き人躓くもスマホするアホ
13
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沙久
何光年 でも待っているわ もうすでに 正体の無い 私ですから
14
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たけくらべ
引き潮の渚に君を見つけむと走る我が身にそよぐ浜風
18
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コーヤ
生い茂る木立のざわめき見上ぐれば超高速で木を走るリス
17
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舞
幼な子の吾が指余す父の掌によく似ていると老いゆく母は
15
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麻
夏の夜の夢ぞ儚き目覚むれば簾の隙に朝顔の花
26
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Chico
いざ君よ然り氣無くそのオレンヂをころがしてみよ夏の街角
15
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へし切
誠こそありて憂き世のまつりごと人はもとより心なりけり
28
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ながさき
あなた方 智恵ある人よ 疑いを 起こすなかれと 仏は説きぬ
18
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コーヤ
風に揺れ見え隠れする紫の名もなき花の微笑みをみゆ
16
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灰色猫
たくさんの 小鳥が集う 木になった あなたの木陰で 詩集をひらく
36
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沙久
時揃う 必要なもの 必要な 分だけ君が 進化するため
9
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舞
蝉鳴くと妻教えくる休日の梅雨の間のたり空などながめ
13
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絮谷新
楽園の在処を交わす鵯の清しき朝に告げる梅雨明け
15
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沙久
ばれてると 知りつつ投げた 直球に 星も固唾呑む 二人の行方
12
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美津村
再びを生きることなき日に悔を重ね重ねて年逝かむとす
9
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鴎
大学で君は世界を謳歌して僕は世界に嘔吐したとさ
5
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