詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
うたた寝に髪を豊かに揺らせてる 車中の女子の控えめな胸
15
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舞
酔うためにひたすら呷るコップ酒今日を忘れてただ寝入るため
13
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恣翁
「おもいで。」と告げて 厨に君作るもやし炒めを 朝餉に食めり
17
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へし切
時忘れつらき浮き世のかへり花ぽつりと咲かば知る人もなし
20
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夢士
君の居ぬピッチに立ちて空仰ぐ年過ぐるとも青さ変わらず
17
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林林
保護者会今年こそ委員やらぬぞと決意むなしくお引き受けして
15
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成瀬山水
宿り木も住み着く古樹がしにゆけば地にも根付けず枯れ木を呪う
10
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詠み人知らず
道端に吹き寄せられた花びらのかくも哀しや果てたる色が
21
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林林
花僅か桜は葉たちに守られて和菓子屋さんの道明寺のよう
12
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月虹
もう寒くないよあなたのことばかり考えている四月の朝は
32
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恣翁
鶯の鳴き声真似て 児の遊ぶ柴の戸に立つ 黍飯の煙
19
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詠み人知らず
ぶつぶつと硝子を叩く大粒の 雨の不満が 汚れを流す
17
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舞
ひと時の栄華を映す淀川に夢弔いて散る桜かな
13
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夢士
ごつたごた 人溢れをり事故の朝携帯のこえ戦場のごと
12
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まぽりん
夕闇にたどる吉野の山道は梢かすめる月をしるべに
29
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へし切
淋しげに俯き見れば芝桜 花の絨毯 笑顔がこぼる
24
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夢士
につこりと果樹の花咲く里の春一家揃ひて作業始むる
16
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ながさき
共に征く 手を携えて 未来まで 対話があれば 歴史は変わる
21
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林林
参観日 山脈山地のお勉強思い出し笑い必死にこらえ
16
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ながさき
苦をば苦と 楽をば楽と 立て分けて 苦楽と共に この道を征く
19
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